HOME | 撮影数が増加していることについて

撮影数が増加していることについて

 

2021年9月10日
代表者 本多健人
 

つも私の撮影をはじめとした事業にご期待いただきありがとうございます。私は日々皆様の挑戦に応えられる技術と、品質を向上させていく次第です。今回は、私がデザインした商品が大変好評であることのご報告とその理由について簡単にお知らせしたいと思い、項目を作らせていただきました。
 

1.「品質がよくて、かつ、手軽な価格である」ことの矛盾


この項目のタイトル通り、本来 「価格が安いこと」は「品質が悪い」ことを意味します。つまり、私は「1度で2万円、3か月で5万円」と設定しているので、あまりにも景気が悪いのではないか、まともに写真なんて撮れないんじゃないか、と考える皆さんの思いは、しごく当然です。

しかし、私の事業はコロナ禍にありながら、きれいな右肩上がりの撮影数になっています。直近一か月では約5000カットを撮影し、何よりも「本当にありがとう」と言われることが私のモチベーションになっています。
 
ワクチンはすでに2回接種済みです。
 

2.トレードオフという考え方


私は「トレードオフ」という考え方を使っています。つまり、私は「何かを選んだら、何かを犠牲にしなきゃいけない」という、私たちが普段当たり前に使っている感覚を商品化しています。
 
私の場合は、一児の父であるという「時間の制約」を皆さんに提示しています。本当はフルタイムでいつでも対応できるのが理想ですが、どうしても平日は15時までに帰らなくてはならない、もしくは子を連れての撮影で、というトレードオフをしています。こんな型にはまらないカメラマンだからこそのこの価格です。
 

3.撮影環境が極めて倫理的であること


子がいる環境で仕事をするためという点もありますが、やはり写真は人の一生をそこに凝縮することから、きわめて私自身が倫理的でSDGsの概念そのものである必要があると考えています。私はこれまでありとあらゆる分野の写真家、極端にいうと、モデルを撮影する人から、図鑑の撮影をしている人まで、本当に「人」に恵まれてここまで来ました。
 
その中で大学生の時に、桃井和馬さん(※1)という報道写真家と知り合い、彼から「写真家は常に哲学者たれ」と強く言われたことをひと時も忘れたことはありません。佐賀に来て10年、今、36歳年相応の経験の写真を撮っています。
 
 
皆さんのわがままに付き合い、そして、皆さんのビジョンを形にする仕事は、私の天職です。今後も「きほんのさつえい」「ていがくのさつえい」のご検討、何卒宜しくお願い致します。
 

2021年09月10日 佐賀県佐賀市の居室にて
 
※1 出演されているCanonのCMのリンク